デザインとプログラムの「感覚」の違いについて、または作業方法の違い

私はデザインとプログラミング両方を行っていますが、デザインとプログラムでは、実行的な作業をするときの感覚が全く違うので、それについて書いてみます。

デザインについてはイラストレーターとフォトショップで作っているのですが、デザインの場合、リラックスした状態で、また、様々な外部からの適度な刺激を与えながら、時によっては自分の好きな音楽や、好きなラジオなど聴きながら行う方が実は効率が上がったりします。

何なら、もっと言ってしまえば、普通に第三者と会話しながらデザインをした方が精神的に盛り上がって良い作品ができる、という場合さえあります。 無論、時と場合によりますが。

一方、それに対しプログラミングの場合は基本的に音楽を聴くにしてもインスツルメンタルを中心として、もしくは、全く無音の状態で行った方が集中できるような気がします。

デザインもプログラムを最初に「こうしたい」、という形があって、そこに現実的な成果物を近づけてゆく行動は同じですが、デザインの場合、どちらかと言えば感覚的な処理のような気がします。もちろん、デザインソフトのコマンドの使い方や処理等に思考をめぐらせる事は多々ありますが、どちらかと言えば小さな試行錯誤を繰り返し、それが良いデザインか、そうでは無いデザインかを判断しながらの「感性」が主役の作業と言えるでしょう。

一方、それに対しプログラミングの場合は、いかにして仕様の求める最終的な動作に近づけていくかを「理詰め」で考えていく必要があります。理詰めで考える場合、人間は深く集中して考えた方が良いものができると考えます。その場合、少しの雑音なども非常に集中を途切れさせる要因として思えます。

とは言え、デザインもプログラムも、結局、自分が思い描いている最終的な形に持っていく方法は必ずしも1通りだけではなく、そこに様々な手法があったり、もしくは、偶然の産物的に、たまたま思いついて試してみた動作やデザインパターンが非常に良いものになったという事も多々あります。

そのため現時点では少なくともデザインはデザイン、プログラミングプログラミング、と完全に仕事の時間を分けて作業を行っている状態です。

もちろん、作業しながら気乗りがしない場合はそれらの作業を次々に入れ替えながら作業している事も多々あるのですが。

弊社では、ホームページ作成、ウェブアプリ作成などを行っています。お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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