システムを確実に動かすための最終手段

みなさん、こんばんわ&こんにちわ。上月です。

私がかつて関わった仕事の事例として紹介します。

とあるシステムを開発し、遠距離のお取引先様に導入したのですが、具体的な案件名は書けませんが「納品時に絶対にそのシステムが確実に動かないと先方に多額の損失が出る」状況下であったので、導入する際に私が現地に動作保証要員として10日程度滞在しました。

確か肩書は「アドバイザー」とかついてたような気がします…

その案件はスケジュール的にかなりギリギリの状態で、仕様確定、プログラミング、そのマニュアル作成、そしてシステムのセットアップ、それらが1ヵ月程度しか時間的余裕がなく、最後の機材は宅配便の期限時間ギリギリわずか数時間前にすべてのシステムが出来上がった非常にスリリングな案件でした。

このような状態なので、当然デバッグも最低限しか行うことができず、おそらく、最初から現地に行かざるを得ないのであろうな、とは考えていたのですが実際に行くことになりました。

システムを導入した際に1番確実に動作をさせるのはこの方法なのですよね。

なぜならば、そのシステムを作った本人がすぐ近くにいるのですから、問題が起こった際に「問題が解決しません」とは口が裂けても言えないのですから…。まぁ本人の精神的な負担はさておき、です。

とはいえ、幸いなことにその案件では特にシステム自体の大きな問題や仕様変更が生ずることはなく、ごく表面上の見える部分を少しだけ変更する事で納品は完了したのですが、なかなか大変な案件でした。

システム自体は特に大きな問題は生じなかったのですが、初日に諸般の事情で説明書の大幅改定を行い、宿でほぼ徹夜で編集作業をし、次の日にヘロヘロ状態で現場に到着し、何もやることがないので、「気絶」していたような気がします。(寝ていたわけではない。多分)

基本、常駐といっても問題さえ起こらなければ何をするでもなく、時間が過ぎていくのを待つだけなのですが。

とはいえ、お客様の金銭的負担がとてつもなく大きくなる事例があることも確かです。

まあ、本当は余裕ある開発を行えるのが一番いいのですが、火事場の何とやらで開発期間はなんとかなる、、、、こともあります💦

弊社では、ホームページ作成、ウェブアプリ作成などを行っています。お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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