疲れないためのパソコン環境の作り方、主に技術系の方向け
パソコンで仕事される方は非常に多いと思うのですが、パソコンの仕事は体を動かしていない、と言いつつ、かなり疲れるのものです。
それは特に肩こりが主たるものですが、この肩こりも放置しておくと、少なくとも私の場合は、頭痛や最終的には吐き気にまでつながってしまいます。
それらの肩こりを減少させるための手段を仕事でのパソコンで環境構築しているので、それについて記述したいと思います。
テンキーレスメカニカルキーボードを使う
メカニカルキーボードについて、仕事の種類によってエクセルを使う経理の方などは難しいかも知れませんが、非常にオススメなキーボードです。
メカニカルキーボードにより、確実な入力でストレスが減らせます。
テンキーレスキーボードのメリットとは、マウスへの移動量が減る事による肩の運動量の減少につながります。
運動量が減ることにより、肩こりの原因を減らすことによって、症状の軽減が期待できると考えられます。
ペンタブレットを使う
これはデザイン系以外の方には、かなり思い切った機材ですが、マウスの代わりに小型のペンタブレットを使うという選択もありがと思います。
ペンタブレットを使う事によって、右腕に持つ重量そのものを大幅に軽減する事ができるのですから。
また、ペンタブレットで、スクロールの動作以外であればほぼ完結する事ができます。
ただ、Excelなどのスクロール方法をせねばならない動作においてはマウスを使わざる得ないため、完全な代替は難しいのですが…。
ちなみにChromeなどのウェブブラウザであれば、スペースキーまたは、シフトとスペースキーで上下方向のスクロールが可能であるため、Excelを使わないなどの、特定の環境下であればペンタブレットによる肩こりの減少に大きな効果があるのではないでしょうか。
トラックパッドを使う
トラックパッドをテンキーレスキーボードの前に置くことによって、基本的にはホームポジションからあまり手を動かさずに、ポインタを移動させる事ができます。
そのため、ペンタブレットとトラックパッドを併用し、やむを得ずスクロールをせざるをえない時のみマウスを使います。
結局はいかにして腕、特に右腕の移動量を減らすか、との考え方です。
トラックパッドをテンキーレスキーボードの前に置くのは、ノートパソコンの環境と同じような構成のため、ペンタブレット比べればはるかに使用開始時の違和感が少ないのではないかと思います。
画面の明るさ調整ソフトを用いる
最後になりますが、画面の明るさを細かく調整するためのソフトを入れる事をお勧めします。
私の場合は画面輝度調整をショートカットキーに結びつけ、キーボードからいつでも明るさを調整する事ができるような環境としています。
結局、目の疲れも体の疲れと直結しているのですから、疲れてきたなと思ったら、画面の輝度調整することにより、疲れの進行速度を減らすことができるのではないか、と考えています。
総論として
今の企業環境でパソコンはなくてはならない環境です。
それを使いやすくする、すなわち、自分の体への負荷をいかにして軽減していくか、という考え方でのパソコンのカスタムとは、今後、大いにあり得る方法ではないか、と私は思っています。
弊社では現在のパソコン環境での疲れの軽減化などのカスタマイズを承っています。お気軽にご連絡いただければ幸いです。