バッテリーと電気自動車の将来の考察 その1

こんにちは&こんばんは 上月です。

電気自動車に乗るか乗らないかは別として、個人的に興味があるので海外のEV系のサイトを読んでいるのですが、今後のEVバッテリーの発展と問題について書いてみたいと思います。

少し文章が長いので、2回に分けて記述します。

EVのバッテリーの発展は、ほぼニアイコールでスマホやノートPCのバッテリーの発展と関わりがあることですから、もしかすると将来的にスマホやノートPCのあり方は大きく変わるかもしれません。

バッテリーの長寿命化のための工夫

最近のいわゆる本格的な電気自動車では、バッテリー自体に冷却液などを通して適切な温度管理がされていると聞きます。とはいえ、それでも極めて寒い地域では、EVの商品として謳われている走行距離と実際の走行距離がかなり乖離しており、それが裁判沙汰になっている、などという話も聞きます。それは「超有名」メーカーであっても同様の症状の模様です。

リサイクル環境が整えばストレージとして使用され、電力事情自体が変化する可能性も

電気自動車は瞬間的に求められる出力が大きいことやエネルギー使用量が大きいため、電気自動車では扱えなくなった電気自動車のバッテリーパックでも、家庭用としてはまだまだ十二分に使用可能なため、それを家庭用バッテリーとして発売する試みがあります。

これは国内では日産が自動車「リーフ」のバッテリーを再利用したポータブルバッテリーを販売しています。

この「電気自動車のリサイクルバッテリー」をさらに巨大に発展させると、太陽光発電や風力発電といった、「日中もしくは風が吹いている間しかできない」自然エネルギーの電力を貯めておく巨大な蓄電庫を作ることができるかもしれません。

これが普及すれば、そもそもの電気を作るという根本的な部分から、電力事情が大きく転換するかもしれません。「自然エネルギーは不安定」という前提が根底から覆るのですから…。

本当に、電気自動車はブランドの存続に役立つのか?

とある世界的に超有名なスポーツカーメーカーが4人乗りの電気自動車の発売を予告し、そのデモカー走行させている動画があったのですが、それまで爆音の内燃機関エンジンを使って走らせていた車が、モーター音もしくはUFOかのような効果音を伴いながら走る光景は、なかなか不思議な光景に見えました。

果たしてこれはそれまでのブランドイメージを継続できるのか?、という疑問も出てきます。

逆説的に自動車のエンジンは「走るため」の装置としてももちろんですが、音、振動、出力特性、それらを「楽しむため」の装置であることも再認識させられるものです…。

次回に続きます…

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