デジタルガジェットでの「長持ち」の新定義
こんにちは。こんばんわ。上月です。
私はiPhone、iPadを私は使っていますが、今後の「長持ち」とはソフトウェアになるのでは、と考えます。
個人的には自分が作って仕事に10年以上カスタムしながら使っているソフトは何本もあります。もう、それらが無ければ仕事が成り立たないレベルのものも少なからずあります。
業務上の機密が関係するため、あまり細かくはここでは書きませんが、例えばそれは作業時間の大幅な短縮のためのツールであったり、検証のためのツールであったり、といったところでしょうか。
それらは多くの場合、自分でウェブアプリケーションとして制作し、クラウドのサーバ上で動かし、そこでの解析、保存を行っています。(もちろん、デスクトップアプリもありますが…。)
いわば、パソコンやiPadはそれらのクラウドを使うため「入れ物」もしくはシンクライアントです。たとえガジェットが変わっても、基本的には同じ機能を使うことができますし、不都合が生じる場合は自分で直します。
個人的に業務で使うためのソフトウェアを自分で作る場合は、外見は関係なく、ひたすら自分が作りやすく、使いやすいと思うデザインが最優先です。
とはいえ、私の場合、下手をすれば操作画面自体がCUIで完結している場合さえあったりしますが…。
それを販売するためのものであれば、一定程度の外見は必要ですが、少なくとも自分のため、もしくは特定のお客様のためというものであれば、外形よりも、まずは「必ず確実に動くこと」、「使う人が使いやすいと思う形」が重要視されることなのですから。
最近のクラウドの普及は「長持ち」の定義を大幅に変えたのではないかと私は考えます。
それまでの方ハードウェアや機械的に良いものから、ソフトウェアとして自分の使いやすいもの、そしてカスタムしうるもの、そこに蓄積されたデータをさらに検証し、そこから新たな答えを導いていくための道具、もしくはそれを使うためのもの、としてです。
そんな風に、今のパソコン系の「長持ち」の定義は大いに変化しているのではないでしょうか。
もちろん、デザインやコーディングの際には早い処理でのストレスフリーなCPUや、疲れの少ない静電容量無接点方式キーボードなどのメカニカルな部分は今も今後も極めて重要であることは言うまでもありませんが…。