iPhone化する電気自動車についての考察

私事になりますが、そろそろ車の買い換えを考えているため、車好きの友人と、お茶飲み話に花が咲いているのですが、最近の車、特に電気自動車やハイブリット自動車は「動くiPhone化」しているのではないか、という話題が出たので、それについて書きます。

今私の今乗っている車は、ほとんどクラシックカーといってもいいような車で走っているのですが、私のパートナーが現行型のばりばりのハイブリット車に乗っていているため、私も時々その車を運転するのですが、最近の車は、電力でかなり大部分の動作を行っています。もちろん、電気自動車であれば、それが全て電気で完結してしまうことは言うまでもありません。

それは、iPhoneが公道を走っている、そんな感覚すら受けてしまいます。

実際、加速時や減速時などは、コンピューターの介入によって、バッテリーを積む事によって重くなった車重をあまり感じさせないようなドライビングフィールとなっています。何ならアクセルの自動コントロールすらしてくれます。これ、もう自動運転一歩手前かも…。

また、特筆すべきが回生ブレーキを強くきかせてのドライビングでしょうか。ほとんどワンペダルドライブに近い、非常に疲れの少ない運転をする事が可能です。

今、特に欧米などにおいては、電気自動車化の流れが急速に進んでいるようにウェブなどでは見受けられます。

メルセデス、BMW、VW、ロータス、フォード、GM、ロールスロイス、アジアではトヨタ、ヒュンダイ、キア、BYD、それらのメーカーが次々に新しい電気自動車を投入しようとしています。(おもに欧米限定ですが…)

本当に電気自動車が5割以上占めるような状況となれば、自家発電での太陽光発電や風力発電が普及的価格帯に存在するようになり、自分の家で発電した電気で自動車を走らせる、そんな楽しい未来が待っているかもしれません。

現在でもお手頃な価格の太陽光パネルでも、iPhone位の電力であれば十二分に供給可能なのですから。

とはいえ、iPhoneと同じようにバッテリーの劣化に本当に対応できるのか、極寒時のバッテリーの持ちの問題、なども存在するようですが。

iPhoneであればどんなに高くとも値段は十数万円といったところですし、バッテリーが劣化すればバッテリー一体型のケースを装着すれば延命させる事ができます。

では、電気自動車でバッテリーが劣化した場合どうなるのでしょう? 某電気自動車については「バッテリー交換の費用で別の車が買えそう」、とかいう話を聞いたことがありますが…。

また、別の某国産の電気自動車は「バッテリーはへたる」ことを大前提とし、「販売はせず、リースのみ」の割り切りで市場に投入しています。

電気自動車は一般的に、極寒時は「消費電力が悪化するため、燃費ならぬ”電費”(=走行距離)が悪化する」とも聞きます…。

便利さと引き換えの何かの犠牲、電気自動車のあまり語られない、現実的に存在する問題とは、今我々の目の前にあるiPhoneが、良くも悪くも電気自動車のきたる未来の先取りしているのかもしれません…。

PS ちなみに私は最初ハイブリッド車を買おうかなーと思ってたのですが、色々あってバリバリの内燃機関の自動車を買いそうな予感です…(汗)

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