最低賃金1,500円
最低賃金を5年以内には1,500円にすると国が進めようとしていますが、
経営者にとってはかなり恐ろしい内容です。
実際ここ数年最低賃金が毎年約50円ずつくらいは増えていっています。
ここからあくまで私の仮説になりますが、
『現在、東京の最低賃金が1,163円』
あと5年後少なくとも東京だけは1,500円に無理矢理でもそうもっていく気がしています。
『現在、愛媛の最低賃金が956円』
愛媛と東京の差は約200円です。
ということは、愛媛でも5年後には最低時給1,300円で働いてもらう事を想定しながら会社経営をしていかないといけません。
あくまで最低時給がです💦
そしてもちろん物価も上がるし、社会保険料も上がるし、税金も増えるでしょうから、
今後どれだけの企業が生き残っていけるか考えただけでもゾっとします。
もちろん企業だけではなく、
フリーランスや個人事業主の方も、取引先の倒産、不況によるお客様や仕事の減少が容易に想像できます。
また、
会社勤めの方なども最低賃金じゃない方の昇給幅は減り、ボーナスカット、リストラ、勤務先の倒産など、こちらも容易に想像できます。
これから多くの中小企業やフリーランスがどんどん淘汰されていくことは間違いなくて、
逆に言えば、ライバルが淘汰される事によって、勝ち進んでいく企業や人も出てきます。
結論、このまま行けば自身はどちら側に属するのかを真剣に考え、どんな行動をしないといけないかを考える時期に入っています。
難関だったコロナは終息しました。
それでも、まだまだ難しい局面は続きます。
というよりも、これからの方が難易度は高い気もします。
現状維持以下の状況だと、この先は必ず厳しくなります。
売上・利益を伸ばして、必要な人材を確保し、無駄な経費を削減して、生産性を高める。
これからが経営者として本当の正念場です👍